賃貸物件を探しに来られるお客様は、進学やご結婚などの前向きな理由で来られる方もいれば、複雑な事情を抱えて来店される方もいます。そのため、どんなお話を聞いても動じないよう、常にフラットな気持ちで接客を心掛けています。お客様によっては引っ越しや物件探しに積極的ではない場合もありますが、お部屋が決まって最終的に鍵を渡すと、皆さん笑顔で帰って行かれます。その姿を見送るときに、いつもこの仕事のやりがいを感じています。

会社でしか出来ない仕事がほとんどのため、家に仕事を持ち帰ることはしません。職場を出たら完全にオフモードに切り替えて、仕事帰りに友達やスタッフと食事に行ったり、家で映画やゲームを楽しんだりしています。休日は大好きなロックバンドのライブで遠征することもあり、その地域に住む友達と遊ぶなど、オフ時間を満喫しています。

支店の営業中は接客が中心です。営業終了後は事務処理を行うほか、スタッフと話して仕事の状況確認や負担がないかなど聞くようにしています。早く帰ったほうが疲れも取れて元気に過ごせるので、可能な限り18時半頃には全員で退社できるよう促しています。

営業は、とにかく心を遣う仕事です。一緒に働くスタッフと気持ちを分け合える店長となれるよう、他の営業と同じように接客を続けています。そうすることで、ともに営業の楽しさも苦労も分かち合い、みんなが相談しやすい存在であれたらと思っています。以前は営業として個人の成績達成が目標でしたが、立場が変わったことによる気持ちの変化が大きく、店長となった今は緑店全体での達成や成長が一番の喜びです。

これまで私は何か大きな目標を掲げてきたわけではなく、任せられた仕事を責任もって遂行していこうと考えて働いてきました。ただ、社歴を重ね、とくに店長となってからは「社歴や立場に応じて会社から求められる働き方をしたい」と考えるようになりました。今は店長として、社員の適切なマネジメントが求められています。私なりのやり方で支店の社員と向き合い、会社からの期待に応えていくことが、今の私の目標です。