昨年5月に入居された石嵜さんご夫妻にお話を伺いました。

  • 一人の時間も大切にしながら、猫たちとの新生活を楽しんでいます。
    石嵜 雄介さん・江里子さん

13.8帖の広々としたLDK。雄介さんの好みも考慮して、インテリアはダークブラウン系で統一。グリーンをプラスしてナチュラルな印象に。

通勤中に見つけた建設中のアパート。希望条件にぴったりのメゾネットでした。

雄介さん(以下 雄)「もとは二人とも静岡県に住んでいたんですが、僕が仕事の関係でこっちに引っ越すことになったんです。それで、彼女も半年後に向こうの会社を辞めて転職を。僕が一人暮らしをしていた部屋で一緒に暮らし始めました。」

江里子さん(以下 江)「その部屋は1LDKでしたが、そこそこ広かったので、二人で住むには問題はなかったんです。結婚後も、しばらくはそこで暮らすつもりだったんですが、一つ重大な問題が起きまして…。」

  • 「二人とも猫が好きで、一緒に住む前からそれぞれ猫を飼っていたんです。僕が飼っていた『蜜月』がメスで、彼女が飼っていた『ハナ』がオス。だから、結婚して、2人と2匹で仲良く暮らせたらいいなと思っていたんですが、残念ながらそうはいきませんでした。猫たちがぜんぜん仲良くなってくれないんです(苦笑)。」
  • 「2匹とも大人なので、仲良くというよりテリトリーを守ろうとしてしまうのでしょうね。顔を合わせるとすごい勢いで喧嘩を始めるので、止めるのが大変でした。」
  • 「それでも、時間が経って慣れたら少しは仲良くなってくれるんじゃないかと思って、一年以上そんな生活を続けました。結婚式の式場探しや準備をしなくてはいけなかったので、部屋探しをする余裕もありませんでしたし。」
  • 「でも結局、2匹が仲良くなる気配はいっこうになく…。私とハナは寝室で、彼と蜜月はリビングで、それぞれ分かれて生活をすることになってしまいました。」
  • 「部屋を分けてからも、ドア越しに『シャー!』とか言ってましたけどね(笑)。僕は毎日ソファで寝る羽目になって、なかなか仕事の疲れが取れませんでした。」
それは大変でしたね。式の後、すぐに部屋探しを始めたのですか?
  • 「それが、特に部屋探しをしたわけではないんですよ。通勤途中に電車の窓から外を眺めていたら、建築中のアパートが目に入ったんです。これはひょっとして?と思って、そのあたりの物件情報を検索してみたら大当たり!ブルーボックスさんの新築物件でした。」
  • 「ペット対応で、家賃も手頃で、しかも僕が住みたいと思っていたメゾネットだったんです。思ってもみない好条件だったので、すぐに問い合わせをしました。まだ建築中でしたが、部屋はほぼできあがっていて、内見することができました。」
  • 「担当の方が提案してくれたもう一つの物件も素敵だったんですけどね。この部屋の方が部屋数が多くて、家賃もお値打ちでした。部屋の雰囲気も良かったし、残り2部屋しか空いていないということだったので、すぐにその場で決めました。」
  • 「あのタイミングで彼女が見つけていなかったら、すぐに満室になっていたかもしれません。本当にラッキーでした。」


それぞれの部屋に小型テレビがあるので、一人で見たい番組やビデオは自分の部屋で。


江里子さんの部屋の照明は豪華なシャンデリア。


キッチンの天井には5灯の向きが変えられるスポットライトを設置。

それぞれが部屋を持てるようになって、人も猫もストレスなく快適な毎日に。

お部屋のコーディネートはどんなふうにされましたか?
  • 「あらかじめ家具の配置をイメージして、それから2人でインテリアショップを回りました。決めたのはほとんど私ですが、彼の好みも意識しながら、あまり女子っぽい部屋にならないように。」
  • 「前の部屋から持ってきたものもいくつかあります。結婚式のウェルカムボードやブーケなどが飾ってあるのは、前の部屋で僕が使っていた本棚ですね。」
  • 「リビングのこの場所に置くのにちょうどいいなぁと思って。引っ越し前から狙っていたんです(笑)。」
  • 「本当は僕が自分の部屋で使うつもりだったんですけどね。気づいたらここに設置されていました(笑)。」
  • 「キッチンの照明はIKEAまで行って、5灯式のスポットを買いました。リビングも最初はおしゃれな照明を付けようと思ったんですが、デザインより機能性を優先して、タイマー付きの照明にしました。」
  • 「毎日夕方の同じ時間に点くようにすれば、留守番している猫たちが安心だと思って。部屋が暗いのは防犯上も良くないですしね。」
引っ越し後の猫ちゃんたちの様子は?
  • 「2匹とも新しい部屋にすぐに慣れました。2階の南側を彼女とハナの部屋に,、北側を僕と蜜月の部屋に。間に廊下があって離れているので、猫同士が相手の存在を意識しなくて済むようになりました。」
  • 「廊下から階段を通って1階へ降りてくることもありますが、今のところ、猫たちが鉢合わせすることもなく、平和に生活できています。」

江里子さんが以前から飼っている「ハナ」は、 今年で12歳になるオス猫。


時計やスリッパラックなど、至るところに猫のアイテムが。

  • 「それぞれの部屋ができたのは、僕たちにとってもプラスになっています。二人で過ごしたい時は1階で。一人の時間が欲しい時は2階の各自の部屋で。お違いがちょうどいい距離感で気兼ねなく過ごせるんです。」
  • 「実家も2階建てで、1階にリビング、2階に自分の部屋という生活に慣れているので、やっぱりこういう家が暮らしやすいですね。」
  • 「隣から物音がすることもないし、ほとんど一軒家で暮らしているような感覚です。」

カウンターキッチンは、二人並んでも余裕の広さ。毎日の食事は時間に余裕のある方が作っています。


スニーカーコレクションの棚は、DIYが得意な雄介さんの手作り。2x4材と突っ張りアジャスターを使って、壁に穴を開けることなく設置しました。


室内干しに便利な昇降式物干し竿が付いています。


玄関は備え付けの大型シューズBOX付き。扉の姿見がとっても便利。


リビングの一角にウェディングコーナーを設置。雄介さんの本棚を活用しました。


雄介さんの愛猫「蜜月」は10歳のメス。小さいけど気が強くて、体が2倍以上あるハナに向かっていきます。

  • 「世帯数が少なくて、顔を見たら住人かどうかがすぐにわかるのも安心です。隣のおばあちゃんとも顔見知りになって、畑で穫れた野菜をもらったり。そういうのも普通のアパートではないことですよね。」
  • 「あとは猫たちが仲良くなってくれたら最高なんですが…。」
  • 「それはあまり期待できそうにないですね(苦笑)。」
メゾネットでの生活は快適そのもの、と笑顔で語る雄介さんと江里子さん。それぞれが自分の部屋を持ってそれぞれの猫と一緒に暮らす、そんな結婚生活も素敵ですね。これからもずっと平和な毎日を。

こんなことも聞いてみました!こんなことも聞いてみました!

2階の真ん中の部屋はどんなふうに使っていますか?
  • 「今は使っていません。完全に物置状態です。早く片付けたいと思っているんですが…。」
  • 「片付いたら、誰かが遊びに来た時の宿泊部屋に使いたいと思います。将来子供ができたら子供部屋にするつもりです。」
階段の上り下りが面倒だと思うことはありませんか?
  • 「全くありません。リビングと自分の部屋が階段で区切られているメリットの方が大きいですね。」
  • 「ハナが水道の水を飲むのが好きで、夜中に何度も付き合わされるんです。そんな時はちょっと面倒だと思うことも(笑)。」
庭は使っていますか?
  • 「夏場はプランターでトマトやナスを作りました。採れたての野菜はやっぱり美味しいですね。」
  • 「猫たちの遊び場になるといいなと思って人工芝を敷いてみたんですが…まだ使われていません(笑)。」