今年4月に入居された岩下さんと安田さんにお話を伺いました。
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- 趣味も誕生日も同じ相性ぴったりの二人。愛猫に癒やされながら充実した同棲生活を送っています。
- 岩下 史樹さん、安田 彩花さん、こゆきちゃん
10.5帖の広々とした1階LDK。コンセントは高い位置にあり、壁紙は下だけ張り替えられるペット対応仕様です。
コロナ禍で思うように会えなかった一年。二人の時間を増やそうと同棲を決意。
史樹さん(以下 史):僕たちが出会ったのは、去年の3月。僕が25歳になって、そろそろ婚活をと考えていた時に、タイミング悪く新型コロナが蔓延し始めて、出会いの機会がなくなってしまいました。それで初めてマッチングアプリに登録してみたんです。
彩花さん(以下 彩):同じアプリに私も登録していたので、彼とマッチングしてやりとりをするようになりました。私は婚活というよりはもっと軽い気持ちで登録していただけなんですけどね(笑)。話をしてみたらすごく楽しくて、すぐに仲良くなりました。
- 史:二人ともアニメやゲームが好きで、しかもネコ好き。彼女は実家で、僕は一人暮らしの部屋でネコを飼っていたんですよ。そんなこともあって、アニメやネコの話をしたり、二人でオンラインゲームをやったりと、頻繁に連絡をとりあうようになりました。
- 彩:そんなある日に、アプリに登録している年齢って詐称してないよね?という話になったんですよ。じゃあ、ちゃんと証明しようと冗談半分で免許証を見せ合ったら、なんと誕生日が同じ!(笑)。
- 史:そんなことってあるんですね。相手の免許証に自分の誕生日が載っているのを見て、一瞬意味がわからず、二人とも固まりました(笑)。
なんだか運命的な感じですね。
- 史:そんなふうにだんだん親しくなって、その後直接会ってデートもしました。でもその後すぐに緊急事態宣言が出てしまって、二度目に会う約束はキャンセルになってしまったんですよ。彼女は看護士をしているので、外で遊んだり食事をしたりできないんです。
- 彩:なので、それからはまたオンラインだけの付き合いに(笑)。緊急事態宣言が開けてからは、たまに彼の部屋に行くようになりましたが、外でデートとかはなかったですね。
テレビは置かずに、大型スクリーンとプロジェクターで映画やアニメを見て楽しんでいます。
前の部屋にも置いていたキャットタワーは、こゆきちゃんのお気に入りの場所。
一番会いたい時期に思うように会えなかったのですね。
- 史:それから一年近く、そんな関係が続いて、たまたま今年の4月が僕の部屋の契約更新時期だったんですよ。この機会にもっと広い部屋に引っ越して、彼女と一緒に住めたらいいなと思い、提案してみたんです。
- 彩: 私も一緒にいられる時間がもっと欲しいと思っていたので、それはいい考えだなと。親からも、早く実家を出て独り立ちしなさいと言われていたので、タイミングもよかったんです。独り立ちではなくなっちゃいましたけど(笑)。
- 史:でも、部屋探しは思ったより大変でした。ネコが一緒なので、条件に合う部屋がなかなか見つからないんです。他の条件ではそれなりの件数がヒットするのに、ペット可にチェックを入れた途端に4分の1ぐらいに減ってしまうんですよ。
- 彩:しかもちょうど引っ越しシーズンだったので、迷っているとどんどん契約済みになってしまって。彼が候補に挙げてくれた5つの物件のページが、翌日見たら一つも残っていない、なんていうこともありました(笑)。
2階北側は史樹さんの仕事部屋。リモートワークやウェブ会議に使っています。
間口の広い玄関は、靴持ちのお二人にぴったり。備え付けのシューズボックスでは足りないので、もう一台増設する予定です。
キッチンは対面式。家事の担当は特に決めず、その日余裕のある方が料理を作ります。
こゆきちゃんが爪とぎする場所には透明の保護シートを貼っています。
エアコンやカーテンレールなど高い場所が大好きなこゆきちゃん。
玄関横の庭は自転車置き場に。ペット用の足洗い場が付いています。
一人はリモートワーク、一人は夜勤あり。メゾネットはそんな私たちにぴったり。
このお部屋はどうやって見つけられたのですか?
- 史:情報サイトを地道にチェックし続けていたら、検索に引っかかりました。最初はメゾネットというのがよくわからなくて、ネットで調べたらすごくよさそうだったので、すぐにブルーボックスさんに問い合わせをして、下見の予約をしました。
- 彩:でも、下見に行く前に、他のお客さんに先を越されそうになったんだよね?
- 史:そうそう。他で決まってしまったと、ブルーボックスさんから連絡があったんですよ。がっかりしながら彼女にLINEで報告したら、その後にまた連絡が来て、さっきの話はキャンセルになったと。だったら下見をしている場合じゃない、すぐに契約しなくては!と思い、彼女に相談のLINEを送ったんですが、返事がなく…結局僕の独断で契約しました(笑)。
- 彩:その日は仕事が忙しくて、スマホをチェックする余裕がなかったんですよ。仕事が終わってスマホを見たら、何度もメッセージが入っていて、ああ、部屋が決まったんだなと(笑)。
このお部屋は彩花さんのご実家の近くなんですね。史樹さんの会社からは少し遠くなったようですが…。
- 史:以前は打ち合わせなどで東京出張が多く、会社がある名古屋駅の近くに住んでいたのですが、コロナ禍になってからはずっとでリモートワークなんです。打ち合わせもウェブ会議で済むようになったので、名駅に行くことはほとんどなくなってしまったんですよ。
- 彩:都心だと家賃も高いですしね。この部屋は私の職場にも近いので、通勤もしやすくて助かっています。実家のネコたちに気軽に会いに行けるのも嬉しいです。
- 史:この部屋に引っ越してからは広い仕事部屋ができたので、リモートワークがしやすくなりました。前の部屋と違って、上下に他人が住んでいないし、壁もしっかりしているので、大きな声で話しても情報漏えいの心配がなく、ウェブ会議の時もストレスがありません。
- 彩:私は夜勤があるので、彼と生活パターンがずれてしまう日があるんですが、そういう時にはメゾネットは便利ですね。彼の仕事の邪魔をせずに、1階で食事をしたり、アニメを見たり、睡眠をとったりして、自由気ままに過ごせるんですよ。
- 史:おかげで仕事に集中できています。ウェブ会議中にこゆきが近寄ってきて、焦って追い払う、なんていうこともなくなりましたし(笑)。
- 彩:移動できる場所が広くなったので、こゆきも嬉しそうです。エアコンやカーテンレールなど高い場所もいっぱいあるし、最近は浴室の窓枠がお気に入りなんです。階段を上り下りする様子とかも、可愛くてずっと見ていられます(笑)。
- 史:仕事で一日中パソコンと向き合っているので、合間にこゆきと触れあうのがすごく癒やしになっているんですよ。この子がいない暮らしは考えられません(笑)。
仕事もプライベートも充実し、毎日が楽しくて仕方がないというお二人。コロナ禍で我慢の一年を経験したからこそ、一緒に過ごせる喜びを感じているようです。外に遊びに行ける日も早くやってくるといいですね。これからもずっとお幸せに!
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収納は足りていますか?
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- 彩:実家の私の部屋にあった服や漫画、アニメグッズなどをまるごと持ってきたので、ぜんぶは収まらないかも…実をいうとまだぜんぜん片付いていないんですよ。今はフリースペースに詰め込んであります(笑)
- 史:靴は、備え付けのシューズボックスだけでは足りないですね。二人とも靴が好きで、たくさん持っているんですよ。広い玄関なので、もう一つシューズボックスを買って置こうと思っています。
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お仕事や映画視聴用のインターネットはどうやって準備されたのですか?
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- 史:この物件にはすでにインターネット回線がつながっていたので、そのプロバイダに申し込みました。実はネット回線の準備をすっかり忘れていて、確認もしていなかったので、引っ越しに間に合わないんじゃないかと焦りました(笑)。
- 彩:彼が「ネットの申し込みを忘れてた!どうしよう!」と焦っていた時に、たまたまゴミ置き場に貼ってあったネットサービスの案内を見つけたんですよ。問い合わせたらすぐにつながったのでよかったです(笑)。