犬も人もハッピー♪
ストレスフリーな
飼い方マニュアル。
ずっと憧れていたワンちゃんとの暮らし。
でも初めて飼う時にはいろいろ心配ですよね。
最初に何を準備すればいいの?
しつけってどうすればいいの?
ご心配なく!初めてでも大丈夫! 
ワンちゃんにも飼い主様にも嬉しい
ストレスの少ない飼育方法をご紹介します。
ずっと憧れていたワンちゃんとの暮らし。
でも初めて飼う時にはいろいろ心配ですよね。
最初に何を準備すればいいの?
しつけってどうすればいいの?
ご心配なく!初めてでも大丈夫! 
ワンちゃんにも飼い主様にも嬉しい
ストレスの少ない飼育方法をご紹介します。
認定動物看護師/ドッグトレーナー
川角 希美
認定動物看護師、ドッグトレーナーとして、名古屋市内の動物病院に勤務。パートナーのライト(3才・シェットランドシープドッグ)と一緒に、ストレスのない飼育指導やしつけ教室などを行っています。

近所のペットショップで一目惚れしたワンちゃんを購入。それも一つの方法ではありますが、大事な家族になる相手ですから、できれば慎重に選びたいですね。犬種によって性格や飼いやすさが違うので、それぞれの特徴を調べて、自分に合った犬種を選ぶようにしましょう。直接ブリーダーに相談すれば、子犬の生まれた場所を見て、詳しい話を聞くことができ、安心です。

ワンちゃんといい関係を築きたいなら、室内での放し飼いがおすすめ。部屋はすっきりと、低い場所に置いた物は撤去して、触られたくない場所はフェンスやネットで保護しましょう。生活用品は、クレート、トイレトレー、ボウルの3つを揃えればOK。閉じ込めるためのサークルやケージは必要ありません。





トイレトレーニングは、場所とタイミング、そしてごほうびが重要です。飼い主がしっかりサポートすれば、1〜3週間ほどで覚えてくれます。サークルに閉じ込めて覚えさせる方法は、ワンちゃんのストレスになるのでおすすめしません。





犬は本来、体を触られるのが苦手。病院の診察やトリミングの際に暴れることがないように、子犬のうちに人から触られることに慣らしておくことが大切です。スキンシップを習慣づけることで、飼い主との信頼関係が深まり、健康状態の変化にもいち早く気付くことができます。あまり触りすぎると、かえって嫌がるようになります。嫌がるワンちゃんを追いかけたり、やたらと抱いたり触ったりしないように気をつけましょう。

 ホールドスチールワンちゃんを膝にのせて、後ろから抱きしめます。暴れても離さないこと。飼い主が深呼吸をして、リラックスすることが大切です。
ホールドスチールワンちゃんを膝にのせて、後ろから抱きしめます。暴れても離さないこと。飼い主が深呼吸をして、リラックスすることが大切です。 マズルコントロールホールドスチールの状態で、マズル(鼻から口元までの部分)を手のひらで包み、嫌がらなければ歯や歯茎を触ります。はみがきに必要なトレーニングです。
マズルコントロールホールドスチールの状態で、マズル(鼻から口元までの部分)を手のひらで包み、嫌がらなければ歯や歯茎を触ります。はみがきに必要なトレーニングです。 タッチングホールドスチールの状態で、体のいろいろな部分を触って、どこを触っても嫌がらないようにしつけます。爪切りやトリミング、病院の診察の際に役立ちます。
タッチングホールドスチールの状態で、体のいろいろな部分を触って、どこを触っても嫌がらないようにしつけます。爪切りやトリミング、病院の診察の際に役立ちます。癖になってしまうとなかなか直らないのが、甘噛み、無駄吠え、いたずら。これらは子犬のうちに対処しておくことが重要です。ただ叱っても効果はありませんので、やめさせるためのポイントをしっかり押さえて、正しい方法でしつけましょう。

 甘噛み噛まれたら、普段とは違う低いだみ声で「あ"!」と声を出して驚かし、無視してその場を立ち去ります。噛むと飼い主がいなくなってしまうことを理解すると、噛まなくなります。高い声を出したり、叱りつけたりするのは、相手にしてもらえたと思わせるので逆効果です。
甘噛み噛まれたら、普段とは違う低いだみ声で「あ"!」と声を出して驚かし、無視してその場を立ち去ります。噛むと飼い主がいなくなってしまうことを理解すると、噛まなくなります。高い声を出したり、叱りつけたりするのは、相手にしてもらえたと思わせるので逆効果です。 無駄吠え(要求吠え)遊んでほしい時、エサが欲しい時などに吠える要求吠えには一切反応せず、徹底的に無視すること。反応してしまったり、要求に応えてしまうと、味をしめて、事あるごとに吠えるようになってしまいます。
無駄吠え(要求吠え)遊んでほしい時、エサが欲しい時などに吠える要求吠えには一切反応せず、徹底的に無視すること。反応してしまったり、要求に応えてしまうと、味をしめて、事あるごとに吠えるようになってしまいます。 いたずらワンちゃんは好奇心が旺盛。いたずらをさせないためには、そのための環境づくりが必要です。低い位置に物を置かない。行かせたくない場所にはフェンスを、触らせたくない場所には保護ネットを設置。留守番させる時には、暇を持て余すことがないように、「仕事」を与えてあげるのも効果的です。
いたずらワンちゃんは好奇心が旺盛。いたずらをさせないためには、そのための環境づくりが必要です。低い位置に物を置かない。行かせたくない場所にはフェンスを、触らせたくない場所には保護ネットを設置。留守番させる時には、暇を持て余すことがないように、「仕事」を与えてあげるのも効果的です。しつけの基本はほめること。上手にできたらその都度、声をかけて、おやつをあげることで、自分がどうすればいいかを覚えてくれます。叱らずにほめるしつけで、お互いにストレスのない生活を目指しましょう!
生まれてすぐに親から離され、個室で育った子犬は、他の犬とのふれあいを知らないため、問題行動を起こすことがあります。パピーパーティーは、そんなワンちゃんたちに、他の犬や人とふれあう機会を与えて、社会性を学ばせるイベントです。各地で開催されていますので、しつけの一環としてぜひ参加してみてください。

ブルーボックスが年4回発行している生活情報誌「ぶぶる」2020秋号では、ワンちゃんにも飼い主にも嬉しいストレスの少ない飼育方法をご紹介しています。
今回は特別にその続編をWeb公開。おいで~おすわりのしつけ方をご紹介します。
おいで~おすわりができると、散歩の際にうっかりリードを離してしまった時などに、すぐに呼び寄せることができ安心です。「おいで」を教えるには、ごはんやおやつのあげ方が重要です。目の前まで持っていかずに、必ず呼び寄せて与えるようにしましょう。

 1. おやつを手に持って立ち、「おいで」と呼びます。
1. おやつを手に持って立ち、「おいで」と呼びます。 2. おやつを自分の顔の辺りに動かし、犬が自分の顔を見るようにします(アイコンタクト)。
2. おやつを自分の顔の辺りに動かし、犬が自分の顔を見るようにします(アイコンタクト)。 3. ワンちゃんが飼い主を見上げると、自然におすわりの姿勢になります。
3. ワンちゃんが飼い主を見上げると、自然におすわりの姿勢になります。 4. その状態になったら、首輪・胴輪の辺りを触りながらおやつをあげます。
4. その状態になったら、首輪・胴輪の辺りを触りながらおやつをあげます。 5. 慣れてきたら、おすわりの後に、おやつを低い位置に下げることで、「伏せ」もできるようになります。。
5. 慣れてきたら、おすわりの後に、おやつを低い位置に下げることで、「伏せ」もできるようになります。。常にこの動作を繰り返すことで、呼ばれた時はいいことがある、と覚えます。「おいで」と呼んだ後は、犬が嫌がること(耳掃除、点眼、爪切りなど)は絶対にしないことが重要です。
ブルーボックスが年4回発行している生活情報誌「ぶぶる」2020秋号では、ワンちゃんにも飼い主にも嬉しいストレスの少ない飼育方法をご紹介しています。
今回はその続編第2弾として、ブラッシングとシャンプーの手順をご紹介します。
皮膚病やニオイを防止するために、2週間〜1ヶ月に一度は必ずシャンプーをしてあげましょう。ブラッシングもシャンプーも慣れていないと大変。ワンちゃんにも飼い主にもストレスになってしまいますので、最初は2人で協力しながら洗ってあげると良いでしょう。

 コーム
コーム ブラシ
ブラシ 1. ショップや動物病院に相談して、犬の体質(乾燥体質、脂体質)に合ったシャンプーを用意しておきましょう。
1. ショップや動物病院に相談して、犬の体質(乾燥体質、脂体質)に合ったシャンプーを用意しておきましょう。 2. シャンプーの前にブラッシングをして、不要な毛をすべて取り除きます。毛玉が残ったままシャンプーすると、毛が絡まったり、そこにシャンプーやリンスが残って皮膚の原因になるので、しっかりブラッシングしましょう。おやつ係とブラシ係の2人体制で行うとスムーズです。
2. シャンプーの前にブラッシングをして、不要な毛をすべて取り除きます。毛玉が残ったままシャンプーすると、毛が絡まったり、そこにシャンプーやリンスが残って皮膚の原因になるので、しっかりブラッシングしましょう。おやつ係とブラシ係の2人体制で行うとスムーズです。 
 3. シャワーをかけて全身を濡らしてから、シャンプーを泡立てて、体をマッサージするように洗います。シャワーのお湯は、夏は34℃ぐらい、冬は36℃ぐらいがおすすめです。
3. シャワーをかけて全身を濡らしてから、シャンプーを泡立てて、体をマッサージするように洗います。シャワーのお湯は、夏は34℃ぐらい、冬は36℃ぐらいがおすすめです。 4. シャンプーの泡を洗い流したら、すぐにタオルを当てて水を吸い取ります。しっかりタオルドライすることで、ドライヤーの時間を短くできます。濡れたまま放置すると体温が下がり、風邪などの原因になるので気をつけましょう。
4. シャンプーの泡を洗い流したら、すぐにタオルを当てて水を吸い取ります。しっかりタオルドライすることで、ドライヤーの時間を短くできます。濡れたまま放置すると体温が下がり、風邪などの原因になるので気をつけましょう。 5. 最後におやつをあげながら、ドライヤーで毛を乾かして、ブラシをかけます。毛の奥まで指を入れて、根元までしっかり乾かしましょう。熱風が同じ場所に当たり続けないように気をつけましょう。
5. 最後におやつをあげながら、ドライヤーで毛を乾かして、ブラシをかけます。毛の奥まで指を入れて、根元までしっかり乾かしましょう。熱風が同じ場所に当たり続けないように気をつけましょう。ドライヤーに慣れるまでは、1食分のごはんを食べさせながら乾かすのも良い方法です。慣れてきたらおやつをあげる回数を少しずつ減らしていき、最終的にはドライヤーが終わってからご褒美としてあげるようにしましょう。
普段からブラッシングしておけば、シャンプー前のブラッシングを短時間で済ませることができます。皮膚病などの防止やコミュニケーションのためにも、毎日ブラッシングをしてあげましょう。
ブルーボックスのペット対応物件は、通常物件とは違う仕様になっています。内見の時にぜひチェックしてみてください。




ドッグトレーナー川角さんの
褒めてしつける
ドッグトレーニング『りおん』
開催中
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名古屋市守山区喜多山南
登録番号第041166号(訓練) 
登録番年月日 2022.6.10