狭い部屋を活用する収納アイデアを紹介!子供の年齢別で必要になる収納とは?

そろそろマイホームを購入しようと物件を探したものの、立地はよくても狭いかも?と感じて二の足を踏むこともあるでしょう。必要と感じる広さや間取りはご家族ごとに違っているものですが、ちょっとした工夫で理想とほんの少し差がある程度の物件ならカバーできるかもしれません。
今回の記事では、狭い部屋も収納を工夫することですっきりと暮らせる、収納アイデアをまとめます。壁面をうまく使う、収納機能がある家具を使うなど、いろんな箇所に収納を増やすことで床に物を置かず、掃除がしやすい空間を叶えましょう。探している物件がやや手狭そうと感じている方も、今いる賃貸が狭いと感じる方も、参考になれば幸いです!また、子供の年齢によってどんなものを収納する必要が出てくるのかも、あわせてご紹介していますので、ぜひご覧ください。
目次
1.部屋が狭いと感じたら、収納を工夫する前にしておくこと
最初から収納アイデアをご紹介、といきたいところですが、狭い部屋ですっきりと暮らすには、不要なものを断捨離することが重要です。そもそも持ち物が多すぎると収納スペースが圧迫されて、壁面収納すれば床に置かなくて済む~と言いながら壁一面が荷物だらけではごちゃごちゃとした印象になって気持ちが休まらず、使い勝手も悪くなってしまいます。物の整理については、ポイントを以下に書きますので、参考になれば幸いです。
すっきりと暮らすコツや考え方
- 無理せず1スペースずつ物の整理を進める
- 1年使っていないものは手放す
- 必要・とっておきたい、売る、人に譲る・寄付する、捨てるか決める
- 残したいものは収納スペースを最大限に活用して整理する(収納場所の移動もあり)
- むしゃくしゃしてたくさん捨てたくても、気分に任せず冷静に判断
- 家族のものは勝手に処分しない
- 定期的に物が必要かどうか見直していく
2.収納アイデア一覧
子供がいるご家庭にあると便利な収納について、ざっくばらんにまとめました。不要な物の処分ができたら、ぜひ参考にご覧ください。
2-1.子供が小さいうちはファミリークローゼットが便利
30歳前後の持ち家を考える世帯は共働きのご家族も多いため、家事効率がいい間取りと相性ぴったりです。とくに子供が1人、2人で小さいうちは家族みんなで寝る分、部屋に余裕
寝室のクローゼットを大きめに確保してファミリークローゼットにする、リビング横にもうひと部屋あるならそこをファミリークローゼットとして活用するなど、出来るだけ「洗う、干す、しまう」を短縮できると楽になります。
子供が成長して思春期にさしかかると、性別によっては親と同じところに収納するに不便さを感じる場合もあるかもしれません。各自の部屋に収納となっても対応しやすいよう、ファミクロ専用スペースではなく、小さめの部屋をファミクロとして活用したり他の用途にも使ったり、が良いかもしれません。
以前、別コラムにまとめているので、そちらも参考までにご覧ください。
→ファミリークローゼット導入に必要な知識とは?メリット・デメリットからリフォーム例まで徹底解説
2-2.パントリー、すきま収納やカウンター下収納を活用
キッチン収納を増やすリフォーム等が可能であれば、パントリーを作ると食品や日用品のストック、災害備蓄まで叶うのでおすすめです。
ただし、パントリーを作るにはそれだけスペースも必要に。建売や中古物件でそもそも最低限のスペースしかとれない場合、パントリーを作るのは難しいかもしれません。キッチンにもとからある収納では収まらなさそうなら、幅20センチもないすき間に入る収納家具の利用や、カウンターキッチンならカウンター下のスペースにぴったりと収納家具をおさめるなどして、収納スペースを増やすことも考えましょう。
新築やリフォームで、そもそもキッチンを対面か壁面か迷っているという方は、別コラムをご参照ください。
→子育て家族のキッチンは、対面か壁付けか?リフォームのポイントは?あなたが見たい家族の風景を選ぼう
2-3.シューズクロークや土間収納などの玄関収納
子供が小さいうちは、ベビーカーや三輪車、ランニングバイク、キックボードと、ちょっとした乗り物を使うため、屋根のある場所に収納が必要になります。賃貸でも出来る収納アイデアは、つっぱり棒タイプの収納を使って家族分の靴を収納する、小さめのランニングバイクやキックボード、子供の自転車も壁かけ収納を活用することです。
もし中古マンションや建売戸建ての部分リフォームを考えるなら、靴を脱ぎ履きするスペースの横にシューズクロークや土間収納を設けてはいかがでしょうか。最近では、使い勝手も考えて、あえてドアなしの土間収納も人気があります。カーテンをつけて来客時は隠せるようにしておくとすっきりした印象に。スペースが許すなら、防災グッズ、宅配用品も置けると便利です。
2-4.飾り棚やニッチ収納
リフォームが可能なら、壁の厚みを活用したニッチ収納を作るのもおすすめです。スイッチ周りはニッチをつくってまとめると、そのまま壁に設置するよりすっきりします。
賃貸なら、プッシュピンで壁面につけられる飾り棚を活用するアイデアも。すぐ使いたい文具類、鍵や印鑑、リモコンなどなくしたくないものをまとめておくと、使い勝手がよくなります。
2-5.マグネットウォールで浮かせる収納
最近のトレンドに、マグネットウォールもあります。リフォームできるなら、キッチンやリビングの一角など、欲しいところをマグネットウォールして浮かせる収納を活用すれば、棚の上や床に物を置かずにすっきりと暮らせます。ホワイトボードとして使えるものもあるので、子供のプリント類を掲示したり、伝言板として何かを書いたりと、ライフスタイルにあわせた使い方ができるのも魅力です。
2-6.充電ステーションやガジェット収納スペース
スマートフォンをはじめ、タブレット、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリー、ゲーム機と、今は充電が必要なものがたくさんあります。コンセントに直接さすとコード類が邪魔になったり、充電中の置き場所に困ったり、見映えがよくなかったりと、いろんな問題が。ゲーム類はそのままテレビにつなげて使えるようテレビ近くに置くのが便利なため、充電ステーションをテレビ近くに設けて一か所で他のガジェットも充電や収納ができるようにすると便利です。最近では、公立の小学校でも一人一台タブレットを使用する地域も増えているので、1か所が難しければ、用途や人物別で複数個所つくっておくといいかもしれません。
余談ですが、最近は巻き尺タイプの充電コードがあったり、ほかにも配線隠しやコードを固定できるグッズ、コードをまとめるグッズなど、配線をすっきりさせるグッズもたくさん出ています。床にコードがだらっと這うのは、埃になったり、つまづいて転んだり、ひっかけて物を落としたりなど、ただ見映えがよくない以上に危険な面も。配線を隠す、すっきりまとめるのも、暮らしやすさにつながります。
2-7.フロアワイパーやお掃除ロボットなどの掃除道具の収納
意外と置き場に困るのが、掃除道具です。すきま掃除グッズ、コードレス掃除機やロボット掃除機、フロアワイパーなど、便利道具がいろいろと出ている分、収納場所も必要になります。掃除道具は一か所にまとめるのが正しいとは限りません。フロアワイパーとシートは、一緒にキッチンやリビングに立てておく、トイレ掃除用品はトイレに収納、お風呂掃除用品は浴室の壁面にかけたり、脱衣所に収納したり。使う場所で、邪魔にならないよう収納するのがポイントです。カウンター下に収納を設ける場合は、一部を充電ステーションやロボット掃除機の定位置にするのも、最近の流行です。
3. 子供の成長に合わせて中身を入れ替えられる収納
先にいろんな収納アイデアを書きましたが、お子さんがいるご家庭では、成長にあわせて中身をかえて使える収納も便利です。年齢別でどんな物を収納する必要が出てくるのか、簡単にご紹介します。
0〜2歳:ベビー用品収納
この時期は消耗品が多く、物が一気に増えます。ベビーケア用品はなるべくリビング近くに、すぐ取れる小さな収納ケースを置いてまとめると便利でしょう。この時期は子ども部屋よりも、リビング・洗面・玄関まわりの収納が重要です。
- おむつ
- おしりふき
- 着替え
- 哺乳瓶・ミルク用品
- ベビーケア用品
- ベビーカー
- 抱っこひも
- お昼寝グッズ
3〜6歳:おもちゃ・絵本・園グッズ収納
幼児期は「自分で片付ける」習慣づくりをしていく時期です。ただ片付けばいいわけではなく、子供が手に取りやすい高さで、ざっくりと入れられる収納があるといいでしょう。慣れるまではオープン収納で、どこに何を置くのか写真を貼っておくと片付けやすくなります。園バッグや制服、帽子など、保育園または幼稚園で必要なグッズも、1か所にまとめて収納すると、朝の準備が楽になります。
- おもちゃ
- 絵本
- ぬいぐるみ
- 保育園・幼稚園バッグ
- 帽子
- 上着
- 制作物
- 着替え
- 外遊び道具
小学生:ランドセル・学用品・プリント収納
小学生になると、収納の主役が「遊び道具」から「学校用品」に変わります。とくに重要なのが、ランドセル置き場とプリント収納。玄関からリビングまでの動線上に置き場があると、床置きになりにくく、子供にとっても便利でしょう。先に書いたように、マグネットウォールがあると学校プリント・時間割・提出物の管理をしやすくなります。また、充電ステーションは、学校用タブレットやスマホを使い始める時期にも役立つのでおすすめです。
- ランドセル
- 教科書
- ノート
- 文房具
- 学校プリント
- 体操服
- 給食袋
- 習い事バッグ
- タブレット
- 充電器
中学生・高校生:制服・部活・勉強道具収納
この時期は物のサイズが大きくなります。思春期にさしかかり、少しずつ個室で過ごす時間が出てくることでしょう。小学生までのオープン収納から少しずつ個室収納やクローゼット活用の重要度が上がるはずです。部活道具がある場合は、玄関・土間収納・ファミリークローゼットに余白があると便利です。また、この時期は充電するものも増えるので、机まわりのコンセント計画やガジェット収納も大事です。
- 制服
- 通学バッグ
- 部活道具
- 教科書・参考書
- タブレット・PC
- イヤホン・充電器
- 私服
- 趣味のもの
4.まとめ:使いやすい場所や収納方法を工夫してすっきりと暮らそう
狭い部屋で快適に暮らすためには、収納スペースの多さだけでなく、どこに・何を・どうしまうかを考えることが大切です。まずは持ち物を見直し、必要なものを使いやすい場所に収めることで、床に物を置かないすっきりとした空間をつくりやすくなります。ファミリークローゼットやパントリー、玄関収納のようなまとまった収納に加えて、マグネットウォールや充電ステーション、ニッチ収納などの小さな工夫も、毎日の暮らしを便利にしてくれます。
特に子育て世帯では、お子さんの成長に合わせて必要な収納も変わります。ベビー用品、おもちゃ、ランドセル、学用品、制服、部活道具など、その時々で収納するものが変わるため、可動棚や用途を変えられるスペースを取り入れておくと長く使いやすいでしょう。「少し手狭かも」と感じる住まいでも、収納を工夫すれば暮らしやすく整えることはできます。家族の今の生活だけでなく、これからの変化も見据えながら、自分たちに合った収納アイデアを取り入れてみてください。
執筆:ライターY
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