6月から夏にかけては、基本的に暑さで葉物野菜が育ちにくい季節です。
YouTuber鈴吉さんに聞いた、暑い時期でも育てやすい葉物野菜を紹介します。


  • 種からでも苗でも、どちらでも育てやすい葉野菜です。次々とわき芽が出るので長く収穫を楽しめます。プランターではなく畑に植える場合、トマトとトマトの株間に植えるとバジルが余分な水分を吸収するのでトマトの味が良くなること、バジルの香りでトマトにつく虫をよせつけなくなることもあり、おすすめです。

  • 中国野菜のひとつで、ミネラルやビタミンが豊富な葉物野菜。加熱しても煮崩れしにくく、炒め物、煮物、和え物、汁の実など様々な調理に適しています。暑さや病気に強く、育てやすいのが特徴です。種をまいて40~45日で収穫できます。                                  

  • 芯が空洞になっている葉物野菜で、中国では菜っぱが少ない夏に重宝されています。種をまいて育てるのが基本で、基本7月までにまくようにしましょう。暑さに強く、生育旺盛で収穫してもどんどんわき芽が出てきます。乾燥しているときは、たっぷり水やりをしましょう。          

  • 加熱するとモロヘイヤに似たぬめりが出る、肉厚で美味しい栄養豊富な葉物野菜です。夏場にホウレンソウの代わりに育てる人が多く、お浸しや和え物に適しています。育て方は、苗からではなく種をまき、支柱に巻き付けながら伸ばすのが基本。熱帯アジア原産のため、暑さに強いのが特徴です。

  • 暑さに強い白菜で、露地では4月下旬~9月中旬頃まで栽培できます。収穫できるのは、手のひらサイズの小さなものです。種、苗どちらからでも育ちます。暑さ・雨・生理障害に強い品種で、種まきから40~50日で収穫できます。株間15㎝くらいで育つので、少ない面積でたくさん収穫できることも特徴です。葉に毛が少ないため、浅漬けやサラダでも食べやすい白菜です。

夏は気温が高く、虫が多い季節。虫被害が多くなるので、防虫剤や防虫ネット、農薬が欠かせません。農薬を使いたくない場合は、食品由来の成分でつくられたスプレーもあるので、探してみてください。 また、防虫ネットのかわりに、遮光ネットを使うのもおすすめです。太陽光が強すぎて暑くて枯れることもあるので、黒マルチは使わず、遮光率のある不織布や寒冷紗、遮光ネットを使うといいでしょう。

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