大きな収納スペースは、そのまま使うのではなく、棚やケースなどを追加して
物を収納するのがおすすめです。どのような場所にどんな収納ケースを使うと
使いやすい収納になるのかをまとめました。

  • 高いところの収納は、まずスペースを区切るためのクリアケースを使うことで中身が見えるようにして、さらにラベリングすることでより使いやすくなります。キッチンは高いところに収納がある物件も多く、手の届かない上部は何を入れるか悩まれる方も。手の届く高さには、キッチンペーパーのストックや保存容器、布巾など、使用頻度が高くて軽めのものを収納するのがおすすめです。
    高い位置の収納は、手が届く高さとそれ以上でケースを変えるのがポイントです。手が届く高さには、持ち手がしっかりしているケースを使って収納します。

    まず、ケースを使う場合は基本的にラベリングすることをおすすめします。その上で、扉がなく他の人の目にふれやすい場所に使う場合は色付きで中身が見えないケースを使うと、すっきりした印象に。扉を閉めれば見えない場所なら、クリアや半透明のケースを使ったほうが消耗品のストックなどがどのくらいあるのかわかるので便利です。

    和室の押し入れは、洋室のクローゼットより奥行きがあるのが特徴です。そのため、衣装ケースを使う場合も、奥行きのあるものがフィットします。ただし、奥行きがあると、奥が使いにくいものです。その場合、例えば洋服を収納するなら、手前が今シーズンの服、奥がオフシーズンの服にすることで使いやすくなります。ボックスで分けておくと、前後を入れ替えるだけで衣替えができるので簡単です。

    クローゼットには上の方によくついている棚も、適したケースを使うことで活用しやすくなります。たまにしか使わないバッグや冠婚葬祭のもの、年に何度かしか着ない防寒着など、使用頻度が低くて重くないものを、写真のような軽いケースに収納すると出し入れしやすく、収納時もすっきりして見えます。中身がわかるようラベリングしておくと、必要なときも迷わないので便利です。

手の届きにくい棚の上部や押し入れの奥なども、ケースを使って使用頻度の低いものを
収納することでスペースを有効活用することができます。
ただし、収納して使わないまま放置にならないよう、たまに見直すことで、
無駄なものは手放してすっきりと片付きやすいおうちにしていきましょう。

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